2015-05-01

総合批評誌『ヱクリヲ』 Vol.2に参加いたしました



およそ一年振りの更新になりました。

この一年は上京して新生活を始め、慣れないお勤めに出るなどして慌ただしく過ごしておりました。
映画や音楽や小説に傾ける愛情は相も変わらず(むしろますます募るなか)こちらに書く時間がとれずにいましたので、2015年は(といってもすでに5ヶ月も経過...)徐々にですがこれまでと同じようなスタンスで文章を綴ることができればと思っています。

さて、このたび 総合批評誌『ヱクリヲ』 Vol.2 に参加いたしました。
5月4日(月)に東京流通センターで開催される第20回文学フリマにて発売いたします。
ブース番号は エー54 でございます。

『ヱクリヲ』 Vol.2はアンドレイ・タルコフスキーとデヴィッド・シルヴィアンの2大特集が組まれており、 私はデヴィッド・シルヴィアンに関する文章を寄せました。

80年代よりタルコフスキーへの敬畏を表明してきたシルヴィアンですが、タルコフスキーの死によって、もはや叶う事のなかったこの二人の共演を、エクリチュール(書かれたもの)によって実演させる、という目的で立ち上げられた企画です。タルコフスキーの父であるアルセーニーによる詩の新訳も掲載されております。
「JAPANのフロントマン」はもとより「美青年」として我が日本で名を馳せていたシルヴィアンも、近年のその地味な活動にはやや難色を示される傾向もありますが、当時のノスタルジーに浸りつつ、現在の彼の魅力も本誌をお手に取って感じていただければ幸いです。

レオス・カラックス特集を掲載した『ヱクリヲ』 Vol.1も同時に販売いたします。文学フリマ終了後には、ネット販売も開始する予定ですので、関心を持たれた方はメールにてご一報下さい。追々詳細をお伝え致します。

どうぞよろしくお願いいたします。

feelsick26@gmail.com